ＵＰ・・・☆
この度、念願だった『Origami ３D』（折り紙 ３D） 作品を
『YouTube』の動画サイトにＵＰ致しました♪(*^_^*)♪
How To Make 3D Origami☆基本的な三角パーツの折り方
How To Make 3D Origami☆ミニケーキの作り方
＊ここで投稿している作品は一部です☆
これまで作り上げた作品は全て
『公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン』さんを
通して、全国の『小児医療センター』など、そこに滞在しているお子さんはもちろん
ご家族やその家族を支えるDｒやスタッフ・看護師・空間や環境を整える清掃の方々へ
何か応援できないか・・・？との個人的な想いから、作品を贈らせて頂いていました
※『公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン』に関する
詳しい内容についてはホームページをご覧ください☆
後日
お礼にと届けられたお手紙には
たくさんの温かい声が溢れていました
お互いの顔なんて見えるはずないのに
そこには紛れもなく滞在するご家族の
たくさんの微笑む顔がありました
『応援する自分が逆に応援されている』
ハウスに滞在するすべてのご家族の想いにまでは到達することは不可能かもしれません
それでも
声にならない小さな想いに
目や耳を傾け
寄り添い共感することで
自分自身も救われる事が
きっとあるかも知れない
たった一枚の折り紙が
こんなにもたくさんの
贈り物を届けてくれたように
声にならない小さな声も
どこかの誰かの目や耳を伝って
きっと今日も贈り届けられている
そう願っていたい
溢れる涙を救う傘を探しに行こう・・・☆
☆『Origami 3D』（折り紙３D）に出逢うまでのきっかけの記事については
こちらに ↓ 記載しておりますので、ご興味のある方は扉をお開け下さい☆ nova24.hatenablog.com
☆『Origam ３D』作品は、少しずつYouTubeにＵＰしていきますので
ご興味のある方は、チャンネル登録の方よろしくお願い致します♪(*´ω｀*)♪
☆Twitter・Facebook・もありますのでご覧になりたい方は
こちら↓をクリックして下さい。
サインお願いします・・・
『明日もまた暑いのかな・・・？』
運転中の夫に娘が問いかける
『台風の影響もあるからきっと暑いだろうね？』
楽しみしていた夏休みも短縮され
夏祭りや花火大会も中止が決定
娘の表情も曇り空だ
『見えるかな・・・？』
ふと、夫が口を開いた
『流れ星』
その声に娘が反応する
三大流星群の一つとして知られている『ペルセウス座流星群』が
この日の夜、条件があえば、最も多く出現すると予測されていた
＊月の光が明るいと条件があまりよくないが
晴れていれば最大で1時間に30個程度観測できる
通常なら、月は大気がない為、ちいさな欠片でも流れ星とならず
月面に衝突し、その衝撃で、光を放つことがあるそうなのですが
地球から観測されることは少なく、撮影することも珍しいとの事
『絶対見えない予感しかない・・・』
曇り空の顔が嵐を予報し始めた
夕飯の後片付けをしていると
娘がアラームを設定している
その姿をそっと見守る夫
そう。
それは・・・
『娘が何よりも科学が大好きだと知っているから』
仕掛けていたアラームが鳴り
半信半疑で車に乗り込む娘
誰もいない暗い夜道を眺め
少しだけ恐怖も感じていた
『ここだよ』
夫に促され車から降りた場所は
灯り一つない真っ暗な世界だった
『おいで』
怖さで帰りたくなる衝動を抑えながら
車から降りた娘が見た景色は・・・？
『時空を超えた絶景』
今は
『お前が望む自由な世界じゃないかも知れない』
でも
『お前が一番欲しい星を見せることはできる』
どの星が一番きれいで
どの星を選んだら喜ぶのか
こんなにたくさんあったら
贈るプレゼントにも迷うよ
照れくさそうに語る夫の手を
小さな娘の手がきゅっと掴む
いつかきっと娘も誰かを好きになり恋に落ちる時がくる
嬉しいはずなのに涙が溢れるのは何故だろう・・・
それはきっと
守らなきゃいけない大きな手が
今は小さな手に守られているから・・・
空からのお届け物です・・・☆
想定内・・・？
体調や気分が優れない時は
何故かいつも線香に火を灯す
手を合わせる相手もいなければ
何か大きく変化するわけでもない
どこにでもある日常の中で
ごくごく自然と癖づいた流れ
あの日も同じように
線香に火を灯していた
照りつける暑さが続き
夜間も寝苦しい毎日
自然とクーラーに手が伸びる
その時
灯していた線香の不思議な光景を目にした
『煙が横に流れている・・・？』
いつもなら
真っすぐ上に流れる煙が
何故か、横に流れている
煙の流れる方向には
息子の机が置いてある
『・・・？』
ふと、亡き祖母を想い出した
『お線香に火を灯した時、真上に流れれば問題ない』
でも
『火を灯した時、横に流れる場所は気をつけなさい』
祖母は、亡くなってからも
幾度となく私を救ってくれた
（※祖母が救った記事については、改めてＵＰ致しますのでお待ちください☆）
煙に違和感を感じながらも
その日は眠りについた
翌日
昨日の煙の違和感も薄れ
いつもと変わらない朝
ただ、一つだけ違ったのは
普段ならまだ寝ている息子が
目覚めていたことだった。
『珍しい・・・』
朝食の支度をしながら
洗濯物を干していると
目覚めていた息子が起き
あの机に向かい歩いてきた
突然だった
机に辿り着いた途端
床に崩れ落ちるように
息子が倒れた・・・！
『・・・！？』
一瞬、何が起こったのか
状況を把握する余裕もなく
ただただ叫んでいた
倒れる瞬間
机で腰を強打した息子は
衝撃で身体が震えていました
『これは一大事・・・！』
助けを呼ぼうと
携帯に触れた時
偶然、着信が鳴った
夫だった
安堵しながら
電話に出ると
夫：『机の上に書類忘れてないかな・・・？』
私：『取り扱い説明書ならありますけど・・・？』
危険を察知した夫が気付いた頃
倒れていた息子が急に起きてきた
意識が・・・！？
『ごめん・・・ごめん・・・』と
誰に誤っているのか定かではないが
その表情からは笑みもこぼれている
『ごめん・・・違うんだ・・・』
まだ少しふらつく身体で息子が話し始めた
『眠い・・・』
ここ数日
『オールナイト』と題し
朝まで起きており
急に動いたことで
脳がコントロールできず
結果として倒れたとの事
小さい頃は、一年中
入退院を繰り返す程
身体が弱かった息子
小学校に入学してからは
不思議なくらい強くなり
活発に過ごしていた
いつからだろうか
そんな感情も薄れ
目を向けることも
少なくなっていた
うつ向きながら
申し訳なさそうに
『ごめん・・・』と
つぶやく息子を眺めながら
心配をかけた
迷惑をかけたと
そう思ってもらえる存在である事が
言葉にならない程とても嬉しかった
数時間後
何事もなかったかのように
遊びに出かけ帰宅した息子
その姿に
安堵しながら
今日もまた一つ
火を灯す・・・
会いたい人は誰ですか・・・☆
※画面の『▶』をクリックすると曲が流れます♪(*^_^*)♪
捨てる『紙』拾う『紙』
長い坂道を登ると、いつものように小さな妖精たちが顔を出す。
『おはよう』と、扉の向こうから妖精たちが迎え入れてくれるが
辿り着く先はいつも扉の奥。
扉の奥には、さらに小さな妖精が住んでおり、朝でも昼寝をしている。
寝息をたてる、その小さな妖精の寝顔を眺めながら、静かに横に座り
今日も使われなくなった古紙を手に、ただ黙々と時が過ぎるのを待つ。
『なに作ってるの？』
ふと、誰かに問いかけられた。
振り向くと、大きな荷物を抱えたおばあさんが、こちらを覗き込んでいる。
『・・・？』
何を作りたいのか、特に定めることなく
ただ、黙々と古紙に触れていただけだった
『箱・・・』と、返すと
おばあさんは、『すごいね』と返してきた。
『すごい・・・？』
何も考えず、ただ、時が過ぎるのを待つ為に
『何をしようか』と、そこに存在するだけの日々。
どれだけざわついていても
その場所は、何も言わずに
存在を受け入れてくれた
『邪魔されたくない』
どうにか回避しようと考えるが、その場所から動けない。
『すごいね』と返された驚きよりも『逃げたい』感情の方が先だった。
『こんにちは』
小さな荷物を背負いながら、長い坂道を登ってきた妖精が顔を出す。
『いらっしゃい』と、妖精に声をかけるおばあさん。
その瞬間、おばあさんがゆっくりと離れていくのに気づいた。
『解放された』
どのくらい時間が流れたのか・・・
昼寝をしていた小さな妖精たちが目を覚ます。
もうすぐいつもの時刻になる
まだ目覚めない小さな妖精たちの枕元に
今日もまた、ここに存在した『証』を残す
翌朝
今日もまた、いつもと同じように長い坂道を上り
『おはよう』と、小さな妖精たちが迎え入れる。
靴を整え、扉の奥にある目的地まで向かう途中
机の上に散りばめられた『古紙』が視界に入った。
妖精たちは、古紙を手に、思い思いに触れていた。
ひらひらと古紙を仰ぐ妖精
ぐしゃぐしゃと古紙を丸める妖精
たくさんの色を使い古紙に絵を描く妖精
びりびりと古紙を破る妖精
ペタペタと古紙を貼る妖精・・・ｅｔｃ
はしゃぐ妖精たちを眺めながら 、あることが気になった。
『誰も折っていない』
辿り着く目的地は目の前にあるのに
なぜ折らないのか、疑問の方が先だった。
『触れてみる？』
振り向くと
背中に、小さな妖精を抱えた、あのおばさんがいた。
いつもなら一人の空間を『邪魔されたくない』と
その場から、回避することを先に考えるのだが、
古紙と触れ合う妖精たちが気になり動けない。
何故、ここから動けないのかと模索していると
ふと、古紙に触れる妖精たちの手に目が止まった。
『折れないのではなく、折り方を知らないのだ』と。
小さな妖精たちに比べ
自分はこれまで幾度となく
『紙』に触れてきた。
でも、ここで過ごす妖精たちは
まだその領域を通過していない。
『教えたい』
脳内で、両極端な悪魔たちが暴れる
人と関わることを恐れ
人を信頼できない自分が
人に教えるなんて不可能だ
それでも
そんな自分を古紙は
何も言わずに受け入れ
寄り添ってくれた
『もういいんじゃない？』
『自分をゆるしてあげようよ？』
ぐしゃぐしゃに丸められた古紙が
ぐしゃぐしゃの私にささやく。
いつもなら
簡単にゴミに捨てられてしまうはずの古紙が
動けない自分を必死で応援している。
『私でも誰かを救うことができる？』
気付くと
古紙が置かれた机の周りには
小さな妖精たちが嬉しそうに
私の折り方を真似していた。
決して綺麗な『紙』ではないかもしれない
でもきっと
今日もまた
誰かの手に触れ
命を吹き込まれる
そんな存在に
私もなりたい・・・
『いっておいで』
『きっと大丈夫・・・☆』
『なんでそうなるかな・・・？』
設定していたアラームでいつも通り目覚める朝。
朝食の支度をしながら、本日の日程を確認する。
『ＰＭ１４：１５～個人面談（妹）』
数日前から始まった個人面談も本日が最終日。
日程が決まった時は最終日だからと心にも余裕がありましたが
気付けば終業式。
いつも通り仏壇に手を合わせながら唱えることはただ一つ。
『どうか無事に終わりますように☆』
身支度を済ませ『いってきます』と後ろ姿を確認した１分後・・・
『ポシェット忘れた（妹）』
さらに１分後・・・
『点鼻薬忘れた（妹）』
脳内の小悪魔がそっとささやく
次はきっと・・・
『マスク忘れた（姉）』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・？
おやつの笹、忘れてるよ・・・☆
救う音☆『ＢＵＭＰ ＯＦ ＣＨＩＫＥＮ（バンプオブチキン）』
バンド名の意味は『臆病者の一撃』
アルバムの『ＦＬＡＭＥ ＶＥＩＮ』でインディーズ
シングル『ダイヤモンド』でメジャーデビューしました。
メジャー２枚目のシングル『天体観測』が大ヒットして以降
現在まで音楽チャートの第一線で活躍しています。
メンバーの４人は全員幼稚園からの幼馴染という珍しいグループです。
・藤原基央（ふじわら もとお） ⇨ボーカル・ギター・作詞・作曲
※作曲家として個人で楽曲を提供することもあります。
・増川弘明（ますかわ ひろあき）⇨ギター
・直井由文（なおい よしふみ）⇨ベース
・升 秀夫（ます ひでお）⇨ドラムス
１９９４年、中学３年生の時に高校の文化祭に向けてバンドを結成。
１９９５年、オリジナル曲を持って次々と各地の大会へ出場し
結成したばかりのバンドながらほとんどの大会でグランプリを総なめし
同年秋には、ボーカルの藤原が高校を中退し、本格的に音楽活動へのめり込む。
藤原初の単独での作詩・作曲となったオリジナル曲『ＤＡＮＮＹ』や
『ＢＵＭＰ ＯＦ ＣＨＩＣＫＥＮ』なども͡この頃に完成する。
※ＤＡＮＮＹは後に隠しトラックの形で収録されました。
心の鍵持ってますか・・・☆
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救う音☆『ATSUSHIさん（EXILE）』※ソロ
２０１１年ＥＸＩＬＥのシングルに同時収録された『いつかきっと・・・』にて
ＥＸＩＬＥ ATSUSHI 名義でソロデビュー。
２０１６年初のドームツアー『EXILE ATSUSHI TOUR 2016”IT´ｓ SHOW TIME！！”』を開催し、初日にRED DIAMONDO DOGSの結成を発表。
ツアー中、自身の海外留学及びＥＸＩＬＥとしての活動は２０１８年再開を発表。
ツアー終了後からはロサンゼルスやニューヨークに留学しました。
EXILE ATSUSHI / 道しるべ -short version-
空を眺めたのはいつですか・・・☆
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救う音☆『Kiroro（きろろ）』
１９９５年結成。
高校時代放課後の音楽室でボーカルの玉城千春がオリジナル曲をアカペラで
歌っていたところに、キーボードの金城綾乃が伴奏を付けて遊んでいたのが
結成のきかっけ。
玉城千春が小学生の頃、地域交流で北海道池田町に行き、耳に残った
アイヌ語のKiroru（人間が踏み固めた広い路の意）
"Kiroro-an"(強い・健やか・盛ん・大きい・かたくなの意）という言葉を
参考に意味や言葉の響きに魅かれグループ名をKiroroに決定する。
翌年、インディーズシングル『長い間／青のじゅもん』が沖縄限定で発表したにも
関わらず売り上げ枚数が1万枚を超え話題になりました。
その後、１９９８年にメジャーデビューノンタイアップにも関わらず、じわじわと
楽曲が全国に浸透しミリオンヒットを記録。
ピュアな楽曲と素朴なキャラクターで躍国民的アーティストとなりました。
以後、『未来へ』『Best Friend』など誰もが口ずさめるヒット曲を多数配信し
アジア各国でも楽曲カバーされるなど自然に広まり、中国では主にカラオケの
定番曲となっています。
今日は何かいいことありましたか・・・☆
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救う音☆『夏川りみさん』
１９９９年、『夏川りみ』としてシングル『夕映えにゆれて』でデビュー。
２００１年、３ｒｄシングル『涙そうそう』をリリースし大ヒット。
１１６週連続チャートインという記録を持っています。
２００２年、紅白歌合戦に初出場し、その後５年連続出場を果たし
２００４年、日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞。
２００６年、デヴィッド・フォスタープロデュースによる、アンドレア・ボッチェリの
『アモーレ』参加し『ソモス・ノビオ～愛の夢～』をスペイン語でデュエット。
２００８年、台湾だけでなく香港・上海でも公演を行い、アジアでの人気も高まる。
２０１１年、シングル『あすという日が』をリリースし６度目の紅白出場を果たします
２０１３年、セルシオ・メンデスのアルバム『ランデブー』に参加
２０１４年、デビュー１５周年を迎え、記念オリジナルアルバム『虹』をリリース。
２０１５年、台湾・桃園市、台南市でコンサートを開催し約５０００人を動員しました
２０１６年、台湾で好評を得た限定ベスト盤『台湾精選』日本版をリリース。
同年、作詩・作曲を元ＴＨＥ ＢＯＯＭの宮沢和史が手掛けた『あしたの子守歌』を
リリース。
２０１９年、初のシンガポールコンサート
『Best of Rimi Natsukawa Live in Singapore』を開催。
２０１９年、デビュー２０周年に突入する中で、その歌声は国境を越え
老若男女問わず、リスナーを魅了し続けています。
『花』すべての人の心に花を ✿ 夏川りみ ✿ (guitar)吉川りみ
最近いつ泣きましたか・・・☆
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救う音☆『美空ひばりさん』
１９３７年生まれ。
子供の頃から地方劇場をまわって歌い、１９４８年『横浜国際劇場』に進出。
翌、１９４９年に映画『踊る竜宮城』に出演し、その主題歌『河童ブギウギ』で
レコード・デビューを果たします。
初主演した映画『悲しき口笛』は第二次世界大戦後の混乱を生き抜く少女を描いて
同名の主題歌とともに大ヒットしました。
以降、日本コロンビア・レコードと専属契約を結び、次々とヒット曲を出す一方
その後、熱狂的なファンに『塩酸』をかけられるなど、不運の時期を経て
『歌謡界の女王』と称される存在となりました。
全作品は、代表曲の『リンゴ追分』『柔』『悲しい酒』などを含め
１０００曲以上に及び、没後、女性初の『国民栄誉賞』が贈られました。
NHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」 新曲「あれから」
時を戻そう・・・☆
※画面の『▶』をクリックすると曲が流れます♪(*^_^*)♪
救う音 ☆『リベラ』
『リベラ』とは、イギリス・サウスロンドンに住む
７歳から１８歳までの少年たちの中からオーディションにより
選抜結成されたボーイ・ソプラノによるユニットです。
リベラのプロデューサーであるロバート・プライズマンが
サウスロンドン内で素質を持った子供をオーディションで選び
独自の方法でリベラボイスを育てています。
大抵７歳で入団し、８歳からステージに上がる。
７声部以上のボーイ・ソプラノが織りなす
リベラオリジナルのアレンジから生まれるハーモニーは
世界でも唯一の美しい響きをもたらす。
孤高の美しさと、純粋さを表現するコーラスが
世界中のＴＯＰクリエイター達かも絶賛され
日本でもドラマ・映画・ＣＭ・ドキュメント番組で
度々起用され『生命』『心の浄化』『感動』『美しい』等の
代名詞としてそのヴォイスは馴染みのある存在となっています。
Libera - Angel (performed live at Universal Studios Japan)
Libera - Song of Life リベラ 生命の奇跡 歌詞つき
ちょっと一休みいかがですか・・・☆
告げる祠
その神社は、いつからそこに存在していたのか・・・
降り続いた雨が止んだ午後
不思議な出来事を思い出した…
境内を竹で覆われたその神社は
数年前まで、本殿に繋がる階段に
埋もれた灯篭や石碑があり
手水舎の屋根は傾き剥がれ
世話をする人や参拝する人の姿もなく
その場所に存在していたそうです。
その後、その姿に心を動かされた人々の手によって
神社の改修作業が始まりました。
覆い茂った竹を切り、樹木の枝を払うと
境内に光が差し込むようになり
その光に花を咲かせたいと感じた人々は
早朝、神社に通い、花壇を作り始めたそうです。
時を経て、一昨年の夏
私はこの神社の存在を
娘が訪れた事がきかっけで知りました。
境内の奉仕活動にと
巫女のような感覚で訪れていた娘は
その神社の話をいつも嬉しそうに話してくれました。
数か月後、何故かその神社が脳裏に浮かび
ふと、訪れたい衝動が走りました。
見慣れた風景を眺めながら
本殿に続く道を歩いていたその時
急に強い風が吹き
木々が大きく揺れ始めました。
突風に驚きながらも進む中で
他の木々が揺れていない事に
不思議な感覚になり
同時に怖さも感じました。
ようやくたどり着いたその瞬間
吹き荒れていた風や
揺れていた木々も止まり
まるで異世界に辿り着いたような
静寂だけが漂っていました。
ゆっくりと境内に足を入れると
古ぼけた大きな石碑があり
その横には、小さな賽銭棚と共に
『狐』の姿がありました。
ふと、棚の下を見ると
小さな皿が落ちていました。
先程の強風で飛ばされたのだろうと思い
すぐに拾い上げ、戻そうと賽銭棚に目をやると
目を疑う光景がありました。
枯れ果てた花々や
一滴の水も残っていない花瓶
壊れた賽銭箱
汚れた皿
傾く支柱
ここが本当に娘が話していた神社なのかと
想像を絶する程、荒れ果てていました。
とは言え私自身も
衝動的な感情で訪れた為
何も供える事も出来ず
その日は賽銭棚を手で掃き
花瓶やお皿を水で洗い
参拝させていただいたお礼と
娘がお世話になっていることを兼ねて
本殿に向かい、手を合わせた瞬間
賽銭棚から『カーン』と響き渡る音がし
次の瞬間、本殿の天井裏を何かが走り去る音がしました。
振り向くと、小さな賽銭棚の紙垂（しで）が
風もないのにゆらゆらと大きく揺れ
数匹の黒い蝶が飛んでいました。
あれから一年
不思議なお告げがあると
参拝用の供え物を手に
毎月訪れるようになりましたが
参拝の度に、賽銭棚は壊され
供えたはずの米や塩も、見当たりません。
でも。
それでいいのです。
ここを訪れた人々や
ここで生きる生き物たちの
生きる材料になるのであれば
人を許す生き辛さを抱え続ける私が
名も知らぬ誰かを救えているのだから・・・
ほら。
光の届かない狐の祠に新芽が・・・☆
風の通り道
行き慣れたいつものスーパー。
買い物をしていると、どこからか声が聞こえました。
『それ。おいしいの？』
振り返ると、涼しげな着物を着た女性が立っていました。
いつもと何も変わらないスーパーですが、その方にお会いした空間は
すべての音が消えたような気がしました。
『 おいしいですよ。』と返すと、その方は
『あなたがおいしいって言うなら食べてみようかな？』と
とても穏やかな顔で嬉しそうに通り過ぎて行きました。
いつの間にか、聞き慣れた音があふれる空間に戻り
帰宅を急ぐ人、新鮮な野菜や果物を求め、列に並ぶ人に紛れながら帰る道
いつもの景色
いつもの風景
何も変わらないのに
涙があふれてくる…
あふれる理由を探しても見つからない
その時、聞き慣れた小さな鈴の音が聞こえた。
『 ただいま。』
振り返ると、重たい荷物を抱えた娘が学校から帰ってきた。
涙の理由をどう伝えようかと考える隙もなく
『あのね？』と話し始める娘を見ながら、ふと、自分の子供時代がよみがえった。
自分は誰かに『あのね？』と話せる人がいただろうか？
『ただいま』と言える場所があっただろうか？
どんなに探しても、小さな欠片でさえ記憶にない…
その瞬間、二人の間をふわっと風が吹き抜けた…
『帰ろっか？』
小さな手が私の手をきゅっと握る。
まだまだ小さい存在と思っていたその手に
今は大きな手が守られている気がした。
『今日のご飯は？』
『オムライス』
『何でオムライスなの？』
だって。
『あたながおいしいって言うから☆』
おばあちゃんありがとう…
ふと、会いたくなる人…
物語の中心は、先祖代々の畑を守り続けてきた小林ムツさん。
秩父の山深い村に暮らす小林ムツさんは、夫の小林公一さんと共に
丹精込めた、だんだん畑をひとつまたひとつと閉じ
そこに花を植えました。その数、一万本以上。ムツさんは言う。
『長い間お世話になった畑が荒れ果てていくのは申し訳ない…。』
『せめて花を咲かせて、ふるさとを山に還したい…。』
それはまるで、ふるさとに花を手向け
終わり支度をしているかのように思えた。
夫婦が心がけていたのは
『いつか、誰も世話をする人がいなくなっても咲く、花を育てること。』
『人も花も、老いて枯れる時が来ても、いのちが次に引き継がれるように…。』
暮らす人が、年々少なくなる小さな村は
春、色とりどりの花に包まれるようになった。
潤いの雨を受けて紫陽花が咲き
秋は、苗木の時から夫婦で育てた、もみじが彩る。
『いつか人が、山に戻ってきたとき
花が咲いていたら、どんなにうれしかろう。』
柔らかな笑顔でムツさんはそう言った。
でもやがて、辛い出来事が…
『人生なんてあっという間…』
『あきらめなければ自分が倒れてしまう…』
でも本当は…？
『ここにいたいんだ…。』
これは、ふるさとに花を植え続けた夫婦と小さな村の物語
また会いに行きますね…
※上映スケジュールについては新型コロナウイルス感染症の影響により
急な変更・中止が発生、またはすでに発生している可能性があると
考えられますので、詳細については各劇場にお問い合わせ願います。
