SUPERNOVA24’s blog

〇✖△…白か黒か…凸凹…0か100か…

ふと、会いたくなる人…

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山あいにある小さな集落、埼玉県秩父市吉田 太田部楢尾。

物語の中心は、先祖代々の畑を守り続けてきた小林ムツさん

 

 秩父の山深い村に暮らす小林ムツさんは、夫の林公一さんと共に

丹精込めた、だんだん畑をひとつまたひとつと閉じ

そこにを植えました。その数、一万本以上。ムツさんは言う。

 

『長い間お世話になった畑が荒れ果てていくのは申し訳ない…。』

 『せめて花を咲かせて、ふるさとを山に還したい…。』

 

それはまるで、ふるさとに花を手向け

終わり支度をしているかのように思えた。

 

夫婦が心がけていたのは

 

『いつか、誰も世話をする人がいなくなっても咲く、花を育てること。

『人も花も、老いて枯れる時が来ても、いのちが次に引き継がれるように…。』

 

暮らす人が、年々少なくなる小さな村は

春、色とりどりの花に包まれるようになった。

 

福寿草に始まり、レンギョウ、ハナモモ、ヤマツツジ

 

潤いの雨を受けて紫陽花が咲き

秋は、苗木の時から夫婦で育てた、もみじが彩る。

 

『いつか人が、山に戻ってきたとき

       花が咲いていたら、どんなにうれしかろう。』

 

柔らかな笑顔でムツさんはそう言った。

 

でもやがて、辛い出来事が…

 

人生なんてあっという間…

あきらめなければ自分が倒れてしまう…』

 

 でも本当は…?

 

    『ここにいたいんだ…。』

 

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これは、ふるさとに花を植え続けた夫婦と小さな村の物語

 

                            また会いに行きますね…

     ※上映スケジュールについては新型コロナウイルス感染症の影響により

       急な変更・中止が発生、またはすでに発生している可能性があると

       考えられますので、詳細については各劇場にお問い合わせ願います。